音楽と全人教育研究所 店村 眞知子 Machiko Tanamura

7/22〔ご報告〕第23回日本実存療法学会および第5回国際全人医療学会

 

場所は東邦大学医療センター大橋病院臨床において、7月22日(土)10:00より

第23回日本実存療法学会・第5回国際全人医療学会が開催された。

テーマ:【post-iPS医療時代の医学・医療】

今回の大会は、ウイーンからハラルド・モリイ先生(ウイーン大学医学部精神医学、心理臨床家)をお迎えすることが出来、【iPS細胞技術の未来における実存的側面の重要性:意味ー生活習慣病に癒しをもたらすもの 】という内容で講演がなされた。

京都大学医学部:カール・ベッカー教授、日本科学技術ジャーナリスト会議会長:小出重幸氏

国家ビジョン研究会 代表理事:中西真彦氏、NPO線維筋痛症友の会代表:橋本裕子氏等他多数の講師が参加された。

市民公開講座:【post-iPS医療時代を市民はどう生きるか】   永田勝太郎大会長の講演

大会長の永田勝太郎氏が開会の辞において、山中教授(京大)により発見されたiPS細胞を用いた臓器再生は新時代を迎えて、いよいよ臨床応用されるとマスコミは報じている。また、AI(人口知能)は、将棋で人間に勝つほど優秀になった。科学技術の進展はこのように凄まじいが、一方、臨床の現場では今日も医療不信を持った患者が後を絶たない。医療の現場は混乱しているといえだろう。ではこんな時代を生きる我々は、どうしたらよいのだろうか。こんな時代だからこそ、医療に人間性が求められるのである。患者という人間を全人的に理解することを医療の基本としたならば、その終点は、患者の自己実現であるという。その原点を忘れないようにして、技術を利用しても、技術に振り回されないようにしたい、と締めくくれていた。

 

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